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社員研修とは?新入社員から中堅・若手社員まで効果的な育成を実現する方法

社員研修とは?新入社員から中堅・若手社員まで効果的な育成を実現する方法

2025.07.01

社員研修とは社員を新入社員・若手・中堅・管理職職員と分けて、それぞれの役割やスキルを身につける研修です。時代の変化で多様性が進む中で、組織全体の底上げと効率的に育成していく為に行っています。
本記事では、社員研修の目的・種類・効果的な育成方法をわかりやすく解説します。新入社員から若手・中堅・管理職までの成長を促す研修のポイントを説明しますので、ぜひ参考にしてください。

社員研修とは何か

社員研修とは社員一人ひとりが成長する為に企業知識向上やスキルを磨くことで、長期的な成長やリーダーシップの育成を備えています。新入社員は初期教育を行う事、若手社員・中堅社員・管理職社員はステップをしていく過程になっています。

研修プログラムを見直すべき理由

研修プログラムの見直すべき理由として、時代の変化や社員のニーズ・スキルアップの強化などが挙げられます。昨今はオンラインなどの普及により業務が簡素化しており、時代やビジネス環境の変化に対応する必要があります。そのためには、より効果的な人材育成を実現しなければなりません。そこで、現状を打開するためにも、研修プログラムの見直しが求められます。

社員研修の主な形式

オンライン研修

オンライン研修とは、インターネットやwebシステムを使用する研修です。コロナウイルス感染症が流行して以降、時間や場所の制約をなくす為に導入する企業が増えています。なお、オンライン研修の主なメリット・デメリットは以下の通りです。

 

メリット

・場所を問わず受講出来る

・大人数でも対応可能

・移動コスト削減

デメリット

・双方のやりとりが難しい

・参加者の表情や内容の理解度が分からない

 

オンライン研修を成功させる方法は、事前のマイクやカメラのセット、チャットリアクション方式の参加型、研修後のアンケート、事前の資料配布などが挙げられます。また、オンライン研修は遠隔地や社員の都合に合わせて、実施日等を調整する事がおすすめです。

 

対面型(集合型)研修

対面型(集合型)研修は受講者と講師が同じ場所に集まり直接・対話するため、表情や雰囲気などが分かりコミュニケーションが取りやすいです。なお、対面型(集合型)研修の主なメリット・デメリットは以下の通りです。

 

メリット

・グループワークで参加者との接点も出来る

・その場で議論や質問を行える

・集中力を維持しやすい

デメリット

・受講者の日程調整等が必要

・場所の提供が必要

・全ての参加者を把握しづらい

 

対面型(集合型)研修を成功させる方法は、講師の対応力や会話形式の講義、研修後にフォローアップをする事などが挙げられます。対面型研修は、新入社員研修やチームビルディング時の実施がおすすめです。

 

OJT(On-the-Job Training)

OJTは職場で行い、より実務を指導したり、育成を学んだりする研修になります。なお、OJTの主なメリット・デメリットは以下の通りです。

 

メリット

・実践的なスキルや演習を重ねられる

・個別対応が可能

・職場に馴染む関係を構築できる

デメリット

指導者側の教育体制や時間的負担がかかる

 

OJT研修を成功させる方法は計画書の作成やフィードバック、定期的なミーティングで疑問点を改善する事です。必要な事を学べる時や、学習した内容を試したい時の実施がおすすめです。

 

活用される学習手法

座学と知識インプット型研修

座学はホワイトボードやスライドを使用して講師の話を聞き、実技はなくメモを取り短時間で勉強します。そして、知識インプット型研修を講座形式で取得します。なお、主な目的は理解力や基礎固めです。

 

座学や知識インプット型研修は「知る」ための第一歩に最適ですが、「インプット」で終わらせない工夫が重要です。双方向性やアウトプットの仕掛けを加えることで、社員の知識定着・行動変容に繋がる研修設計を実現できます。

グループワークとディスカッション型

グループワークはチームでの協調スキルを身につけて実践的課題を見つけられるため、プレゼンや資料作成力を発揮することが可能です。ディスカッション型は自分の考えを伝えられ、お互いの価値観などに気づく事ができるため、聞く力や発信力をバランスよく鍛えられます。

 

なお、グループワークやディスカッション型研修は、座学だけで得られない「実践力」「共創力」「自己理解」を引き出す貴重な機会です。社員のキャリア段階に応じて目的に合った形式を選ぶことで、育成が効果的になります。

 

ロールプレイングと実践型

ロールプレイングは、人と対面する接客・営業・電話応対・プレゼンなどのトレーニングに最適で、フィードバックを通じて改善点を見つけられます。実践型は実務に直面する課題やプロジェクトに取り組む事で、チームでの協調・リーダーシップが求められます。

 

なお、ロールプレイングや実践型研修は、座学で得られない「対応力」や「実行力」を育てるうえで非常に効果的です。社員が安全に挑戦できる場を設けることで行動変容を促し、職場での即戦力化を後押しします。

 

【階層別】社員研修のテーマとカリキュラム例

ここでは、社員研修の階層別に、テーマとカリキュラム例を紹介します。

 

新入社員研修

新入社員研修は新たに入社した社員を対象に、業務に取り組むうえでの意識や知識、さらにはスキルの習得などを目指して実施されます。組織に所属するにあたってのマナーや、早い段階で活躍できる人材へと成長できるよう、以下のカリキュラムが設けられています。

 

  • 座学・グループワーク

  • ロールプレイング

  • レクリエーション

  • ケーススタディ

 

ケーススタディは実際に起こった事例を分析しアイデアを考える事で分析力・課題発見力を見つける事が出来て、実務の時に同じように対処出来る力を身につけます。

 

若手社員研修

若手社員研修は効率的に仕事を進めるため、以下のビジネススキルを身につけることが求められます。

 

  • ロジカルシンキング

  • 問題解決

  • プレゼンテーション

  • アサーティブコミュニケーション

  • マーケティング

  • ティーチング

 

後輩や部下を指導する立場になっていくため、企業全体のことを考えなければいけません。

中堅社員研修

中堅社員研修は会社の中間的役割となっていることを自覚して行動を起こせるように育成する研修で、以下が挙げられます。

 

  • フォロワーシップ研修

  • ロジカルシンキング研修

  • キャリアデザイン研修

  • リーダーシップ研修

 

新入社員・若手社員と管理職との調整や仕事のスキル・セルフマネジメント、さらにはリーダーシップを発揮していく時期になっています。

 

管理職研修

管理職研修は経営陣や現場とのプロジェクトマネジメントをする位置になり、以下が挙げられます。

 

  • マネジメント研修

  • 部下育成・後輩指導研修

  • 評価型研修

 

組織マネジメントや、リスクマネジメントなどがあり、自分が多忙でも組織がうまく回るようにする、リスクをおかさない為に対策を練る必要があります。

 

社員研修の進め方ステップ

社員研修を効果的に進める為には、計画から実施・振り返りまでのステップを踏んで行く事が重要です。主な進め方は以下となります。

 

  1. 目的を明確化

  2. 対象者の選定

  3. 研修内容や方法の決定

  4. スケジュールと体制の設計

  5. 研修の実施

  6. 効果認定やフィードバック

  7. フォローアップやスキルへの定着化

 

なお、必要に応じて研修後の面談や再受講、追加研修をすると社員の定着化が進んでいるか判断できます。

効果を高める研修実施のポイント

研修を実施したからには、かけた時間に見合うだけ業務に活かす、かつ学習意欲を高めてもらわなければいけません。

 

効果を高めるには講師の質とスキルが求められ、さらには目的とゴールを明確にする、レベルや業務に合わせた研修内容・実務を意識して受けることが重要です。

 

そして、受講後の振り返りやフォローアップを実施して、定着することが研修のゴールとなります。

 

社員研修サービスを扱っている企業9選

株式会社キューズフル

株式会社キューズフルは人材領域を幅広く網羅し、採用・教育・労務まで一気通貫でサポートします。さらに、研修・書籍支援や快適な職場環境が整っており、社内学習文化が根付いている点が特徴です。

 

お客様に喜んでいただけるのはもちろん、サービスを通じて中長期的に付き合える点も魅力になります。

 

会社名

株式会社キューズフル

サービス名

企業の人材確保・社員の能力向上・定着率アップ・労務業務の効率化

費用

数万円~数十万円

おすすめポイント

・研修の企画から実施

・助成金の活用までを一括でサポート可能

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株式会社テクノコア

株式会社テクノコアは、教育事業においてITスクール「AxiZ」による新卒・現役エンジニア向け研修を実施しています。なお、システム事業ではWeb系・業務系システムの設計・開発・ 運用、客先常駐型開発と2つの事業を展開しています。

 

成長志向の若手や未経験からエンジニアを目指す方にとって、サポート体制が整った環境である点が魅力です。

 

会社名

株式会社テクノコア

サービス名

教育事業やシステム事業を展開

費用

要相談

おすすめポイント

・実践的なスキルの習得を重視

・即戦力となる人材を育成

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ビジネス心理コンサルティング株式会社

ビジネス心理コンサルティング株式会社は、心理学を軸にした実践的研修を実施しています。全国に対応しており、法人や教育現場への講演経験が豊富です。

 

社員のモチベーションやメンタル面に課題がある企業には、柔軟かつ心に響くアプローチが期待できます。

 

会社名

ビジネス心理コンサルティング株式会社

サービス名

コンサルティング

費用

要相談

おすすめポイント

・企業の人材育成や

・組織の活性化

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株式会社せんだ兄弟社

株式会社せんだ兄弟社は現場で実践しながら育成し、中小企業診断士と特定社会保険労務士らによる人事制度と教育の一体支援を実施しています。

 

年間100日以上、延べ2,000名超の育成実績があることから、管理職・中堅・若手向けの階層別研修を導入したい企業におすすめです。

 

会社名

株式会社せんだ兄弟社

サービス名

コンサルティング

費用

要相談

おすすめポイント

・企業の人材育成

・組織の活性化

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Thermalworks株式会社

Thermalworks株式会社はオーダーメイド対応により現場の課題に寄り添い、実務を巻き込んだ実践型支援を重視しています。

 

中小企業の採用力強化や、事業承継に向けた幹部育成を目指す組織に対応可能な点が魅力です。

 

会社名

Thermalworks株式会社

サービス名

コンサルティング

費用

対面型1日あたり10万から50万 オンライン研修 1人あたり2万から5万

おすすめポイント

・企業の成長を支援

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株式会社グロースX

株式会社グロースXは専用コンサルタントが結果を出す為に必要な学習や、組織内での議論による共通言語化・実践まで導きます。

 

組織全体のマーケティング力を組織に定着化することを目的に、業績向上を支援する点が特徴です。これまでに500社と2万3000人もの導入実績があり、今後のコンテンツ拡張で注目される企業です。

 

会社名

株式会社グロースX

サービス名

マーケティング

費用

初期費用はどのコースも30万、コースにより2万から10万になっています。

おすすめポイント

・eラーニング形式での短時間学習

・企業のマーケティング力やDX推進力の向上

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株式会社shintech

株式会社shintechは中小企業の業務の困りごとを解決するDXパートナーとして、ITに詳しくない企業でも使いやすいツールの導入や改善を行っています。ソリューションを通じて、企業の価値創造時間を最大化する点が特徴です。

 

ChatGPT・AI・RPA・Salesforceなどを組み合わせた柔軟な提案が強みで、プロセス改善やシステム構築、データ分析等で業務効率化を支援します。

 

会社名

株式会社shintech

サービス名

ITソリューション

費用

要相談

おすすめポイント

・DX推進トータルサポート提供

・企業の生産性向上・ビジネス成長

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株式会社Que

株式会社Queはコミュニケーション領域のプロフェッショナルによる実践的な課題解決と、自走して「機能しつづける」ことを目指したコンサルティングを行います。会社の強みや課題を見つけて、必要な対策を提案してくれる点が強みです。

 

また、戦略について共に取り組み、会社や商品がより魅力的になるよう支援してくれます。

 

会社名

株式会社Que

サービス名

コンサルティング

費用

要相談

おすすめポイント

・組織のエンゲージメント向上

・多様な人材育成ニーズ研修プログラム

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株式会社FCE

株式会社FCEは、DX推進・人財育成コンサルティング事業・出版事業を展開する企業です。

 

ロボティック・ プロセス・オートメーションによるDX推進や企業・学習塾への人財育成事業、世界的ベストセラー「7つの習慣」などの出版を手掛けています。

 

会社名

株式会社FCE

サービス名

コンサルティング

費用

要相談

おすすめポイント

・DX推進と人材育成を統合的に支援

・企業の持続的な成長をサポート

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FAQ|社員研修に関するよくある質問

社員研修って具体的にどんなことをするの?

社員研修でよく行われるのは座学・グループワーク・OJTになります。座学は講師が教室やオンラインで研修を行う為、知識をインプットしやすいです。グループワークは実践力・考える力・チーム力を高める事が可能で、ディスカッション・ロールプレイ・発表を実施できます。そして、OJTは実際に仕事をして、先輩や上司からスキルを学びます。

例えば、新入社員研修では1日目に座学でビジネスマナーや会社概要を学び、2日目にグループワークでロールプレイやチーム力を身に付け、3日目にOJTで実際に仕事をしながら成長していく流れがおすすめです。

人気のある社員研修テーマは?

社員研修ではビジネスマナーやプレゼン力、マネジメントが人気です。ビジネスマナーの対象者は新入社員・若手社員になり、主な内容は接遇や報連相のやり方などです。

プレゼン力の対象者は若手社員から中堅社員になります。主な内容は、構成力・表現力・スライド作成・実践演習です。

そして、マネジメントの対象は中堅社員や係長、管理職まで幅広く、主な内容は部下の育成や目標管理となります。

研修期間はどれくらい?

新入社員は1週間から1ヶ月ほど実施されることが多く、座学・ロールプレイ・実践力を身に付けて即戦力になるよう組まれています。

若手・中堅社員は半日から1日ほどでプレゼン・資料作成をして、管理職社員は1日から2日ほど、集中して講義をする、もしくは分散型とします。

社員研修を行うメリットは?

業務の効率化・離職率の低下、組織力の強化などがメリットに挙げられます。研修を通じて知識やスキルを磨けること、成長の機会を与えてもらい意欲を促進してもらえること、スキル獲得や組織の価値観、チーム内での団結力を磨くことも可能です。

なお、社員研修は一時的なコストではなく、中長期的な企業成長の基盤づくりと言えます。人材が育つ、つまりは組織が強くなることを実感できる仕組みづくりが、競争力のある企業への第一歩となるのです。

研修中も給与は出ますか?

会社が指示・命令をして受ける研修は労働基準法でも決められているため、労働時間となります。しかし、社員が自主的に外部の研修に参加する場合は給与が発生しないこともあります。会社が費用負担している場合は就業とみなすこともあるため、事前に確認しておきましょう。

まとめ|社員研修を効果的に活用するには

社員研修は学びを得て実践し、成果が出て評価に繋がっていきます。そのためには、社員研修をゴールではなく、業務での活用・行動の変化・成果に繋げる努力が欠かせません。研修の目的やアウトプットの機会、さらには評価やフィードバック・フォローアップで定着化を図りましょう。

 

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